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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCEのsaのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

レビュー遅くなりましたが公開日初日に観てきました。

なるべく前情報得たくなかったから既に配信されてた主題歌も聴かずに行ったので開始1秒出だしが
「感情はありますか、心に声はありますか」
なの知らなかったから瞬間涙ぐんでしまった。

今回の映画のラストにも通ずる最も私がグッと来てしまうPSYCHO-PASSのテーマの一つ(と思っている)であまりにも200点満点の出だしだった。

しかし本編も心に響く名言が多過ぎて...
わりかし序盤の雑賀先生の「正義も真実も多面的、上から見なければ理解できないこともある」的な台詞からもう結構泣けちゃって

“自分の中にいる神〟の話も個人的幼少期に思っていたことと繋がってやばかったし

狡噛慎地が久しぶりにドミネーター使うところはやはり胸熱で所々で泣いてたけど

後半の朱ちゃんの法律を無くしたくない、無くしてはいけない理由を訴えるシーンではもう鼻を啜ることを諦めてマスクの中でひたすら垂れ流しましたね...朱ちゃん..

にしても潜在犯になった流れよ...
あんた身体張るにもほどがあるよ..…

PSYCHO-PASSは人を裁くことをシステムに任せるようになった約100年後の近未来設定だけど状況が大きく変わっても結局は人間がぶつかる壁って繰り返してるんだよなぁ…愚かで美しい…か…。

そしてエンディング。
やはり PSYCHO-PASSはOP&EDこの組み合わせじゃなきゃなところある。

劇中ラストの流れからの“人はこんなにも美しいのに〟ってフレーズで涙がぶり返してしまった。
こんな散々なことやっているのに人間賛歌かよ!と思うけど今回まさに朱ちゃんが人間ってもんの美しさや尊さを訴えてくれたのでめちゃくちゃスッと入ってきた。

あと当日Twitter で常守朱のアクスタ爆売れしてるみたいなのトレンドで見てどうした?!と思ってたけど納得だよ...
まさに“当事者、になった朱ちゃん... 涙。

アニメ第3期は正直あまりハマれてなかったんだけど今回の流れがあってのアレだったのだと言われると…まんまと観返したくなるじゃんね...

これだからPSYCHO-PASSはやめらんねぇぜ!!
sa

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