ダニエルクレイグ

フォールガイのダニエルクレイグのネタバレレビュー・内容・結末

フォールガイ(2024年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

コルトに1年間音沙汰なかったことをお仕置きとばかりに、何テイクも撮り直しさせる拗らせ早口女監督のエミリー笑。互いの掛け合い、傷心のエミリーの思いの丈をうんうんと頷いて受け止めるエイリアン笑。序盤から笑える要素ばかりで、「マイアミ・バイス」「メメント」「ジェームズ・ボンド」「テルマ&ルイーズ」などなど映画愛ある小ネタも満載。

ラストはきっちり。そしてまさかのジェイソン・モモア。「アクアマン」で「メタルストーム」が完成するさまは爆笑

キャスト的には、ライアン・ゴズリングは同じスタントマン設定の「ドライヴ」があるが、本作は全く別物の爽快スッキリなアクション。

エミリー・ブラントは映画監督なのに"何故か"最後に肉体派笑。「ボーダーライン」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」などで惚れたこの人のアクションを最後に観れてスッキリ大拍手。

アーロン・テイラー=ジョンソンは次の「007」に内定したと言われているが、本作の甲高い声とひ弱な優男を見るとどうなんだろうか、、。

ラブコメが主体だが、後半に進むにつれて派手で爽快なアクションが加わり、エンドロールシーンも含めて、"こういうのでいいんだよ"な映画。炎天下にクーラーの効いた映画館で最高のスタントアクションとラブコメを楽しむことができる、スタントマン愛に溢れたポップコーンムービーだった。