ツボを抑えた良作ラブアクションコメディ
程良く笑えて、アツいシーン(文字通り)もあり、スタントと映画そのものに焦点を当てたメタ映画。
映画を撮る映画って、なんか映画賛美になりがちだからあんまり好きじゃないんだけど、スタントに対してスポットを当てて本当にメタをやると面白くなるね
アクション自体もスタントマンらしいコーディネートになってるし、エンディングでちゃんとビハインド・ザ・シーンを映してくれるから、ちゃんと驚くことができる
(正直、どれがVFXでどれが本物なのか本編見てるときにはもう分からん、VFXだと思ってたやつが実写だと知って驚き)
ノーランとかスコセッシ、タランティーノみたいな現物を撮ることにこだわる監督がいて、彼らは実写とVFXの違いに観客は気づくと信じてて、自分も映像の説得力が実写のほうが強いような気がしてたけど、VFX breakdownとかを見ると、ハイクオリティなVFXと実写の区別ができる気はしない