ロンドンで上演された舞台の映画化。離婚前夜のある夫婦のお話。
主役の2人はミュージカル界で有名な方達だけあって歌については申し分ないが、脚本がいまいち。離婚でモメてる状況と同時進行で幸せだった頃の2人が描かれるが、肝心のうまく行かなくなる過程がよく分からず深刻さが伝わって来ない。同じような構成でブルーバレンタインと言う猛烈に気が滅入る作品があり、話としては物凄く辛いけど強く心に残っている。舞台は生歌で観客を魅了することができるけどミュージカル映画はそれがない分まずストーリーありきじゃない?とモヤモヤが残る一本でした。テムズ川沿いのペントハウスに私も住みたい。
2023-4(劇場)