武装強盗団に囚われた少女を救う為にサンタクロースが血塗れバトルを繰り広げるというストーリーだけで鑑賞決定。
しかも87ノース制作でデビッド・ハーバーが堂々と主演なんてマストで鑑賞ですね。
いや最高です。
これをクリスマスに上映しないなんてもったいない。
サンタを信じる純粋な子供が減っている事でやさぐれているサンタが最高です。
戦闘力もそれほどでもない序盤に自分を信じる少女の為にキズだらけで奮闘する姿にグッときます。
ここの「サンタが街にやって来たぜ。」は決めゼリフにして良かったと思います。
デビッド・ハーバーが最高でした。
「ブラックウィドウ」のレッドガーディアンも良かったですが、赤が似合うのかな?
パワーを取り戻してからのハンマー無双も良かったのですが、もっとサンタ殺法というかサンタ神拳的なサンタならではの殺人術も観たかったです。
脇役達も良かった。
ジョン・レグイザモのそれ以上でもそれ以下でもない丁度いい感じの悪役がイイですね。いぶし銀というかプロフェッショナルです。
作品中で人を殺す本能と才能が最も突出している少女トゥルーディが良い。
まあリアルに「ホームアローン」をやったらこんな血塗れですよね。
登場人物ほぼ全員が人を殺してる血塗れクリスマス譚ですが、なぜか最後は「メリークリスマス!」というおめでたい感じで終わるのが最高です。
やっぱりクリスマス映画はこうでなくっちゃ。
どっかのブラックなんちゃらも見習って欲しいモノです。
続編はミセスCと共に夫婦で大暴れする展開でまた年末によろしくお願いします。