辛党

少女は卒業しないの辛党のレビュー・感想・評価

少女は卒業しない(2023年製作の映画)
-
記録。

4人の少女たちの卒業までの2日間のお話。

音は普通に流れてるのに映像はスローモーションだったり、登場人物が遠くにいる時は実際に音が小さめに聞こえたり、撮り方が結構好きだった。演技も全員が自然すぎて映画を見てるっていうより、自分がその場にいて見てる生徒Aのような気持ち。

作田が印象的。私も学生時代のみんなが集まってわちゃわちゃが苦手なタイプだったから溶け込めないのも自分だけの場所を探すのもわかる。彼女は先生への恋心からの卒業かな

部長は自分だけが知ってた歌声をみんなを見返すために知って欲しいと楽器や音源を隠した。森崎がバンドに込めた想いとか気持ちをあっただろうけどそれを無視して自分本位なのが「少女」らしさって感じがした

後藤は同級生の寺田と付き合っているけど遠距離に。「2人」の学生時代からの卒業かなあ、楽しかったあの頃には戻れないけどこれから楽しいことが待ってるよ〜って思った

まなみ〜〜まなみの部分が苦しすぎた。駿がまさかの。周りの人の言葉でなんとなく察してはいたけど夏服と冬服の対比で駿だけ時間が止まっていることを描くのがうまかった。まなみは駿と過ごした思い出の詰まった学校からの「卒業」
辛党

辛党