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あの頃輝いていたけれどのukのレビュー・感想・評価

あの頃輝いていたけれど(2022年製作の映画)
3.8
今年鑑賞150作目。
タイトル「あの頃輝いていたけれど」(原題 I Used to Be Famous 私はかつて有名だった)のように、かつて人気を博したヴォーカルグループに属していたが今は職もなく落ちぶれてしまった主人公ヴィンス(エド・スクレイン)と自閉症のドラマー、スティービー(レオ・ロング)が出会い、心と道を開いていく物語。
音楽系の映画が好きということもあり、この設定が気になり鑑賞。
ありきたりな物語かもしれないが、個人的には楽しめた。
主人公ヴィンスの声も相まってか、ヴィンスとスティービーはバンドを組むのだが、その曲が初期コールドプレイを彷彿させる。イギリスの映画だし、楽曲でも提供したのかな?と思った(ただ調べたけど関わってはなさそう。)

終わり方が良かった。
ふくみを持たせた終わり方も最近はあまり見なくなったので、これはこれで好き。

かつての栄光・音楽の夢を諦められないヴィンスと自閉症というハンデを持ちながらも音楽学校に行くことを夢見るスティービー。そして、スティービーを心配するが陰ながら応援する母アンバー(エレナー・マツウラ/ウォーキング・デッドのユミコ役を演じている)
彼・彼女らの過去への未練・後悔からの脱却と心の成長を描いたヒューマンドラマ。
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