このレビューはネタバレを含みます
Fan's Voiceオンライン試写会にて。
ゲイであること、それを母に拒絶され16歳で母に捨てられたこと。
ここまでされて何故母を愛せるのか。
私たちには感じることのできないなにかがあったのだろうか。第三者ではけしてわからない、2人にしかわからないことがたくさんあったのだと思う。
それでも、子を受け入れられないことと育児放棄をすることを一緒にしてはいけない。
"母に捧ぐ"
"諦めない 母さんは俺のもの 俺は母さんのもの"
公開直前に母が亡くなった際の遺品整理で、この映画についての新聞記事や海兵隊のときの写真が出てきたそう。私はなんていう母親だ!と怒りがおさまらなかったけど、インタビュー記事でこのことを知って嬉しくて涙が出ちゃった。母への愛は伝わっていたんだ。