「アイデア・オブ・ユー」
楽しみにしてたのにGW忙しくて、すき間でちょっとずつ見た。
娘の送迎で参加したフェスでボーイズアイドルのメンバーの一人（ニコラス・ガリツィン）と知り合った40歳のシングルマザー（アン・ハサウェイ）が、まだ24歳の相手からのアプローチに戸惑いながらも応えて、娘がサマーキャンプに参加している間、ヨーロッパを巡るツアーに同行して幸せな時間を過ごすけれど...という話。
なんというか、夢小説（って呼ぶなだけど）が原作のきらきらした話✨ではなく、アン・ハサウェイの美しさをもってしても、中盤のふたりがどんなに幸せそうでも、結局「世間は若くない女が幸せになっても喜ばない」（知ってた...）というつらみの方ばかり受け取ってしまって、しんどかったな。
原作は20歳の設定だったのを24歳に変更したってダメだろ、みたいな感想も見かけたけど、これそういう話じゃないよな。
別に若い子と恋におちたいとは思わないけど、自分のなかにもある根強いエイジズムの呪縛について考えずにいられないし。
自分を変えられたとしても世間は変えられない、という話でもあったし。
それにしても、アイドルの世界に疎いというか苦手なので、まあまあ多いライブシーンが続くたびに心を無にして見ていました。すまない。でもやっぱりぜんぜん分からない(笑)
でも歌とかダンスとかこなしてたニコラス・ガリツィンすごいな。相変わらず涙目で訴える顔が得意だな！と思ったけど、「赤と白とロイヤルブルー」とは役柄が全然違うとはいえ、だいぶ鍛えてて、え、そんなマッチョにならなくていいのに、とは思いました。
早くMary & Georgeが見たいです神様！
