このレビューはネタバレを含みます
けっこう好き。推していきたい
王道で、大きなサプライズは少ない恋愛映画、でも潜在的にアンハサウェイに求めてた映画はこんな感じ。
あと欧米系のアイドルに対する解像度が高すぎる。ショーンメンデス、ワンダイレクション、ジョナスブラザーズと同じレベルの「アイドル」を感じるのが良かったし、サントラも良かった。
設定が16歳差の恋愛は、女優がアンハサウェイじゃなかったら見れる画面にならない、という批判意見は確かにそうかもしれん。本来なら画として無理がある設定をアンハサウェイが可能にしてる感じ？
けど、劇中でも歳の差カップルへの炎上がヤバいシーンがあって、むしろそういった批判への対抗メッセージも入ってると思うから自分は悪いとは思わんかった。
テンポよく進んだのは良かったけど、「なぜ惹かれあったのか」の感情面をもう少し作り込んで欲しかった感はある。それがあまり物語が深く感じない理由なんかな
ステージの作り込みとかパパラッチの解像度がリアルすぎて、本物のアイドルもこうゆう現実があるんやろなぁと思った。ネットの悪質な書き込みとかパパラッチがいかに芸能人を苦しめるか、と言う当事者目線の現代社会の縮図も見れた
シングストリート、ララランドみたいな感じで、実際にMVとして作り込んで、アルバムを聴きたいと思わせる「架空アーティスト」の作り込みがマジで上手やと思う。このバンドがあればファンになると思う。
5年後にソロ活動してヒゲ生やして恋愛解禁してるところまでリアル
ツッコミどころは若干ありつつもセンスがいい好きな映画でした
