旅するランナー

マガディーラ 勇者転生 <完全版>の旅するランナーのレビュー・感想・評価

4.3
【転生してもスリムだった件】

塚口サンサン劇場が推し進める塚口印度化計画の一環。
S・S・ラージャマウリ監督4作品連続上映の第1作。
「バーフバリ」シリーズのスタッフたちが名を連ねた、壮大なアドベンチャー。
現代劇(ハイデラバード)と史劇(1609年ウダイガル王国)が刺激的に交差します。
いざ400年前の世界へ。

新作「RRR」の主役でもある、ラーム・チャランが、ガッチガチのアクション、キレッキレのダンスを披露します。
終盤の近衛軍戦士としての100人切りは、歯を食いしばってギリギリ言わせるような、大迫力です。
チランジーヴィも出演していて、父子共演になってます。

「欲しいと思えば是が非でも手に入れる」と、うそぶく悪役(軍司令官)も気持ち悪いくらいのエグさを見せてます。
ここまで徹底していると、憎み切れないロクデナシになります。

そして、やっぱり、女優さんが美しい。
カージャル・アグルワール。
王国の姫君であろうと、現代の美女であると、スラっとした容姿に目が釘付けです。
そりゃー、ビビっとくるだろう。

ノッリノリにハッピーになれること請け合いのインド映画です。