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夏バテ女のizuのレビュー・感想・評価

夏バテ女(2022年製作の映画)
3.6
夏が来る、わたしがこわれる。

うだるように暑い夏、セミばっか集めている奇妙な男。ある女性は、自分の体にセミの幼虫が産み付けられているのではないかと錯覚する。いや、それは本当に錯覚なのか...?イギリス、イングランド出身のGUY監督が日本で制作した、ボディ・ホラー。

世界150枚限定Blurayを購入し鑑賞。

まず、今の時代にこんなにしっかりしたゴアがある邦画が作られた事が凄い。

徐々に精神が崩壊していく女性をメインに''夏''をメインにした映像と雰囲気。良い意味でうんざりするセミの声、映像からでも伝わってくる暑い夏、不気味な男。
主人公の女性が「体にセミの卵が産み付けられてるのではないか?」と自傷しまくってセミをピンセットで取り出すシーンが痛々しくてきもす。

特殊メイク、SFXも文句のつけようがないくらいよくて、自傷でできた傷はずっと観てたかったくらいには好き。Blurayだし画質良かったっていうのもあるけど。

内臓がぐっちゃらけ~する所も好きだったしこの手のゴアホラーにしては暗さは一切無く、どちらかというと結構明るいんですよね。明るいからこそ1つ1つが画になる。全体的に綺麗。土好き。

とまぁ、私は雰囲気とゴアで楽しめたけど正直ストーリーに関してはさっぱり〜ぬかな〜とは思います。ボディ・ホラーだし精神崩壊系ですが明確な答えはあまり無いのかな、、と言った感じ。

購入したBlurayBOXにセミ男の皮膚入ってて笑う。

視聴 2023年12月14日
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