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桜色の風が咲くのBCのネタバレレビュー・内容・結末

桜色の風が咲く(2022年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

光と音を失ってしまった少年が盲ろう者初の大学進学をするまでを描いた物語。

息子が幼い頃は過保護になりがちだったが、息子が高校生になった頃には過度に甘やかしたりはせず、対等に接するようになった母親。
病状の進行に動揺するけど、自分で人生を切り開いていけるマイペースで陽気な末っ子気質な息子。
気丈ぶらない素直さは似た者母子やなと。

病状の進行や治療の過程、本人と母親の心情を無駄なく描けている。
ただ、父と二人の兄の心情描写がさらっとしていて気薄だったのは残念。
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