いやにリアル。
もちろんフィクション作品なんだけど、描かれる男女の関係に妙なリアリティがある。
第三者視点のはずなのに観ながら「あれ、わたしこの気持ち知ってるな……」ってなって、見終わったあともしばらく胸が痛かった。
28日はハヤカワ五味さんと清竜人監督とのトークセッションで、美術的な表現やファッションについてのお話が聞けてとても興味深かったです。（司会の方が「可愛いファッションの子が煙草吸ってて意外だった！」（意訳）みたいなことを仰っていたのですが、それもまた「あるある」だよなと……監督、ほんとうにいろんな女の子のことよく見てるんだなと思います。）
……興味深かったんですが、会話や感情のリアルさに押しつぶされてそれどころじゃなかったのでもう一回見たいです。
音は映画の割には大きめかな〜とおもいました。そのあたりはライブ行く感覚だとちょうどいいかもしれません。劇伴と台詞の音量バランスも、「セリフも音楽の一部」というのを聞いて「ああ、なるほどな」と思える感じだったり。これ、ストレートプレイの音響経験者からするとかなり新鮮に感じたお言葉でした。でも清竜人の音楽聴いてると「そういうことね」と納得出来る表現方法でもあるかなと。
余談ですが秋人くんみたいな人どタイプだなっておもうしヒラヒラの萌え袖（まで行かないかな、ちょっと長めの袖）が素敵すぎてキュンでした。（監督のオタクなのがバレる発言）
