ファブリス・エブエ監督作品。
経営難の肉屋夫婦がヴィーガンの男を殺害しその人肉を売ったらヒットしてしまったという物語。
評判良さげなので鑑賞してみました。
ファブリス・エブエ演じるヴァンサンとマリナ・フォイス演じるソフィアの夫婦が経営する肉屋は売上げが悪い上に、ヴィーガン達に店内を汚される。
後日一人のヴィーガンを見かけ自動車で轢き殺してしまう。
死体の仕末に困ってバラバラにしておいたら、それをソフィアが誤って売ったら評判が良くなり…という流れ。
カニバリズム全開なんですけど陰湿に描いてないし、ところどころでブラックユーモアが効いていて笑えるんですよね。
しかしお客さん達は“イラン豚”だと騙され喜んで食べて評判が良くなるわけだが、コレは一歩間違えたら怖い。
客側は店を信頼して買ってるけど、もし私もとんでもないものを買って食べてるとしたら…ね。
上映時間もそんなに長くないし、ストーリーも単純なので飽きる前に終わったのは正解。