いまから100年前の9月1日に、発生した関東大震災。
その5日後の9月6日に起きた、福田村事件。
たまたまだけど、100年前の同じ日にこの映画を観た。
この事件のことを、この映画を観て初めて知ることになった。
いま、インターネットに変わっただけで、昔から変わらないデマや差別。
国家権力のなすがままにされる新聞や新聞やメディアは100年前となんら変わっていない。
人間は差別やいじめ、排除をするものなのだ。
本能に近いものなのか。
そうではれば、人間である以上は仕方ないことかもしれない。
だからこそ、歴史や過去から学ばなければならない。
差別感情を理性で抑えなければならない。
朝鮮人だ、村を守るためだと叫ぶ、自警団崩れの人々は、一体何を守ったというのか。
暴力や排除ではなにも守れないのだ。
だから不都合な事件が隠されてきたのだろう。
社会が不安定だからこそ、過去から学ばなければならないと思った。