あれは3年前か。
我が県の映画館ソレイユで「戦争と一人の女」が上映された際、舞台挨拶に、井上淳一氏、森達也氏、荒井晴彦氏の3名が訪れ、福田村事件を映画にしようとの企画があると聞いた。
香川県民であるのに、恥ずかしながら事件の事は全く知らなかったが、それを機に興味を持ち、クラファンでも協力させてもらった。
…と、待ちに待った作品だったのだが…
讃岐の行商人が朝鮮人と間違えられ殺された…だけでなく、彼らが被差別部落の出身だったとは、公開直前に新聞記事やニュースで知った。
映画が作られた事でその部落が特定され、賛否両論あったと。
その事も伴い、何ともレビューしにくい作品。
ひとつ言える事は、100年前と現在は繋がっていて、何も変わってないって事。
深くは語れない。