日本人として、後ろめたく、目を背けたくなるような内容でした。当時の中国人、朝鮮人への差別は本当に恥ずべきことだと思います。僕らがやるべきことは、こういった事実を忘れないこと、2度と起こさないこと、次に活かすことです。それ以外にありません。戦争の負の側面は決して許されることではないし、忌むべきものです。しかしながら、そういった歴史があるから日本の全てがダメなのかといえば、そうではないと思います。美しい祖国を想う心、両親や恋人、友人への想い。そんなものを背負って戦った若者たちの覚悟は、素晴らしいものだったと思います。間違ってはいけないのは、戦争が肯定されてはいけないだけであって、日本やその過去全てを否定する必要はないということです。この映画の内容からは逸れてしまいましたが、そんな映画がもっとあってもいいのになと思います。映画だって、新聞やニュースに匹敵しうると思うので。
