このレビューはネタバレを含みます
関東大震災の被害というよりも、人的な被害の方がより悲惨だったんだなと感じられた
能登半島の地震があった時に視聴したのもあって、現代と重なるところも多かった
歴史的な価値観なのだろうが、
「日本人が朝鮮人と間違えて殺された悲惨な事件」であって
「朝鮮人が殺された悲惨な事件」という側面がどうしても弱かった気がする
瑛太も言ってた「鮮人なら殺してもいいのか?」という言葉はあったものの
事件の悲惨さは、「日本人が殺された点」に力点が置かれてて
今の価値観的には、違和感を覚えてしまうところはあった
あと、事件が起こるまでがとにかく長い
絡みのシーンも無駄に多く、冗長性を増していた気がする