芹沢べん

機動戦士ガンダムSEED FREEDOMの芹沢べんのネタバレレビュー・内容・結末

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

待ちにまったSEEDの劇場版がようやく公開されたぞ!
SEEDはリアルタイムで中学生ぐらいの頃にやってて、ド直撃でガンプラも沢山買ったりしたし、この道に入り口になったのは間違いないので、自分にとってなんだかんだでかなり思い入れのある大切な作品です、そんな作品の新作が20年越しに公開されました、長かったなあ。 ほんとうにありがとう。

はい、本編についてでしたが、大満足でした!ニコニコです!最高!
待った甲斐があありました、というよりこれだけ待ったからこそ出来上がった作品になっていましたしたね。

公開日のレイトショーに見に行きましたが、僕と同世代と思わしき人々がけっこう沢山足を運んでいるようでした。

デスティニーが終わってから役二年後の世界が舞台で、世界の平和のために戦い続けているキラの苦悩が描かれていました
前半~中盤は割とシリアスで、キラもこれまで以上にボコボコにやられてたりしていて割と絶望てきな雰囲気でしたが、なんかアスランが出てきてからガラっと雰囲気が変わり、最後の戦いでは 新キャラ達を旧キャラたちが「うるせーーーーー!!!しらねーーーーーーー!!!」とばかりにボコボコにして大暴れしていきました……なんだったんだ、勢いとテンションがすごすぎて面白過ぎましたねえ

キラさん
これまでにないくらい終始ボコボコにされていました
ギュランダルの言葉をひきずってて苦悩したり、ラクスとうまく接することができない姿も描かれていて、まあそうだろうなあと思いましたが
でも最後はラクスを愛してるとまっすぐに言えたのが良かったですね。
ストフリの新しい姿はちょっと強すぎじゃない? 額ビームとかジェネシスみたいなの打てるとか、その日本刀は何? あとミーティアが流れるのはずるい。 ラクスさんのそのパイスーはクロスアンジュなんよ。

シンくん
やっぱり一番好きなキャラはシンくんなので、今作の活躍ぶりはとても嬉しかったです。
これまであった迷いや葛藤などが、完全にふっきれたようで 少年らしい明るさが終始あってほんとうに良かった、キラのわんこかな?可愛い。
ルナとなんだかんだでいい感じだったのも良かったです。
最初ジャスティス乗ってたけど不満そうだったけどディステニーを見たときの笑顔が最高やった「ジャスティスだったから負けたんだ、ディステニーなら負けない!」ほんまにディステニーなら負けませんでしたね、迷いを断ち切ったシンくんとディステニー強すぎるだろ…。あなた分身とかできなかったですよねなんだよ「分身はこうするんだああああああ!」ってもうめちゃくちゃだよ…。 
心の中にステラがいるの、すぐギャグシーンになって笑っちゃう場面だけど、なんか良かったなあ。ステラ…。

アスラン
お前が一番おもろい。
PVにもある神妙な顔してコクピットにいるシーン、乗ってるのがズゴック!? あと後からついたのドラグナーのやつですよね? しかもその中にインジャが入ってて、心読んでくる敵の対策としてカガリにリモート操作してもらって本人はカガリのエロいこと考えてて トサカビームサーベルで倒すという……。 アスランほんまこいつ…無敵かよ!!
なんかアスランもこれまでのシリーズでいろいろ悩んでたりしてたけど、全部吹っ切れたんだろうなあ、最強すぎるって。
そんなアスランですが、キラがウジウジしてるときに、後押しするのはやっぱりアスランってのがまたいいんだよなあ。
(二人のケンカに巻き込まれて殴られるシンくんカワイソ…)

イザークとディアッカ
出番はちょっとだけだったけど、終盤は活躍が目立って嬉しい!
二人ともかっこよかったな~
しかもデュエルとバスターを引っ提げてくれてたのが最高でした。
一番のサプライズでしたね。
(さらっと核動力化してミーティアつけてんじゃないよ!)
最後戦艦を貫いた武器あれランサーダートらしいっすね、ニコル…。
イザークママやシホハイネンフースもちょろっと登場してたのも嬉しいです。

マリューさんら戦艦クルー
ついに、アークエンジェルも堕ちたか…って絶望は強かったけど
新しい戦艦コンパスの戦闘シーンがヤバすぎてかなり好きだなあ
宇宙戦艦ヤマトばりに単騎で無双する戦艦…、ビーム受け流すジュエルみたいなのとか、ガンバレルみたいな遠隔操作できる機銃とか…いろいろ積みすぎじゃない? マリューさんの指揮も素晴らしかったですね、CV大塚芳忠さんの艦長さんと早口でしゃべるメカニックの新キャラも印象強かったですね。 SEEDシリーズは艦隊戦がおもろいってのもあるので、それがちゃんと踏襲されていたのがよかった
ムウさんもアカツキ引っ張り出してきて良かったレクイエム反射するんじゃないよ。

ファウンデーションの面々たち
今作の敵、普通に思考を読んできたり、洗脳ができたりと…かなり強敵でしたね…
かなりインパクトのある敵組織でしたねえ
MSも強かったですねビーム効かないのずるいだろ…。
それにしても、後半そのMSを4機くらいを相手に傷一つもついていないシンくんやべえよ…。

アグネス
新キャラのシン達とアカデミー時代の同級生らしい CV桑島法子キャラなの
で死ぬんじゃないかともいわれましたが、なんとか生きてて良かった。
それにしても性格にちょっと難ありでしたが、SEEDっぽいキャラで良かったと思いました。

MSの戦闘シーンについては、 CGが多様されていましたが、SEEDらしい高速戦闘がめまぐるしく、少し目を離すとおいつけなさそうでした、というか一回みただけではちょっとわからんかった
後半の戦いはミサイルビームうちまくり切りまくりよけまくりって感じで
最高に良かったですね。

尺としてもガンダムの映画としてはちょっと長めでしたが、かなりテンポよくお話が進んでぜんぜんダレませんでしたね、ちょうどよかった
SEEDらしい、倫理観0な世界観で シリアスもありながら熱くなってところどころユニークなところもあって良かったです。

まあ、ファン向け映画と一言でまとめてしまえばそれまでではありますが、
何せ自分が多感な時期に見て熱中していた物なので、思い入れが違うよなあってなりましたね。
中学の頃の俺、20年後におもろい続編が見られるぞ…。 生きていてよかったなあ。

お出しされたものが想像していた何倍も遥か彼方にとんで行って、逆にこっちが面喰いました、SEEDの続編でこんなにおもろくていいのかと、こんなにファンを喜ばせて楽しいかよ福田監督!
ほんとうにありがとうございました。
芹沢べん

芹沢べん