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機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのrenlugtのネタバレレビュー・内容・結末

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

20年前に提出されてなかった夏休みの宿題が同窓会で掘り出されたかの様な映画。とても懐かしかったし、良い意味でも悪い意味でも変わらなかった。決められた運命に従うのは良いよね良くないよねという答えのない話をもう一ループさせた感じ。1年後らしいけど、キャラデザイン上、年を重ねたデザインができないのか女キャラは唇がついて、男キャラは変わらないデザイン。ストーリーは前半の非戦闘パートが完全にトレンディドラマで笑ってしまった。キラがどういう事を考えてたとかの部分は改めて描写されてたのは良かった。傲慢コピペが実際に当たってたという事が20年の時を超えて判明した‼︎ラクスは政治的手腕は全く感じないけど、デザインレベルで人を導く存在でしたと説明された。全然そんな存在には思えないけど。あと相変わらず言ってる事ペラッペラの薄い話で凄い懐かしかった。
カガリは変わらず政治はからっきしで安心した。シンの扱いも相変わらずで笑った。あとシンのフリーダム強奪事件の回想が一瞬過ぎてミスカットかとしばらく疑った。敵機体の新技術とか戦力とかレクイエムがどこから生えたんだよと思ったがまあ良いでしょう。内容は種死から一歩も前進してないけど、見ていて懐かしさを感じる映画だった。戦闘パートは力が入っていて見ていて楽しかった。初代の機体やドラグナー、VのビームラムやOOのダブルオーライザーなどパロディに溢れていた。
20年前の作品の劇場版を作るとしたらまあこうなるなという感じの内容で高評価に値する作品だと思う。
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