「多様性」
と言う言葉が、認知を得た結果、
「記号」として使用される昨今に
一石を投じる今作!
(チョット是枝監督の「怪物」にも似たテーマ)
正直、主人公達の「フェチ」は理解出来ず、
それ故に感じる孤独感を理解出来たかは曖昧…
ただ、こんな思いを持っている人は
必ず世界にいるんだと言う事実を知る為の映画です!
("受け入れ"られなくても"受け止める"事が大事!)
各登場人物がひた隠していた
自身の「フェチ」を他者に伝えるシーンが、
とても良かった!「勇気」を感じたから!
特に東野絢香さんと佐藤寛太さんのシーン!
個人的に、今作のハイライト!
そして最後の新垣結衣さんのセリフ!
ギリギリの光明を残してくれて良かった!
(隠していた秘密を共有する事で、より強固な関係を作れる)
心を許した人には「方言」を使う演出◎!
役者さんは、皆良かった!
稲垣吾郎さんの理由も無く
「平凡が正義」感!見事!
あと桐生夏月の学生時代役の方、良かったな〜!