正欲のたにぐちたかおのネタバレレビュー・内容・結末

浅井リョウ著書のドライな文体で現代をそして現状を直視させられる内容が大好きだ。
（『正欲』を鑑賞後『スター』も同じ製作スタッフ陣でドラマ化して欲しくなった。
この作品の映画化そしてキャストが発表されたのを知り映画→原作の順で触れようと決めた。
(だから、いよいよ原作を読めるのが嬉しくてたまらない。原作からどこをそぎ落としたのだろうか、または膨らませたんだろうとの推測が楽しい

異物(己を鼓舞する為に自分を敢えてそう思っていたりする。けっして他者のことを指してはいない。　であってもこの地球上に存在してもいい、理解者は必ず現れる。といった『そばかす』に自己肯定感高めてもらった者にとっては今作もかなり背中を押してもらえた気がした。
どんな切り口から感想を記そうかと考えたが
真っ先に
最近SNSにあがっていた
空いている電車内で1人携帯ゲームに勤しんでいるサラリーマンに視線を向けている(ように見える 若い男性が公衆の面前でありながら股間をいそいそと弄っている。
が頭に浮かび、その行動がほんの少しだけ理解出来たような気がした。
その行為自体は許されるべき事ではないというのはもちろんわかっているけれど、癖は色々とある。