めちゃくちゃよかった。
小説読んでから行かないとわからないこと多数あると思います。
結構大事なとこすっ飛ばしてるので。
まぁ大事なとこってのはこの場合それぞれの登場人物の背景です。
映画では言葉にならない脳裏の言葉が僕にはたくさん聞こえてきました。
【地球に留学してる気分になる。】確かにそういう人は現実にもいると思う。でも悲しきかな、人間が生きられる最小単位の人数は2人。なので、どれだけ価値観が合わなくてもマイノリティの中のマイノリティでもその中から自分と同じ価値観の人間を見つけ出さなければならない。
もし、見つけたとしてもまだまだ敵は多い。
わかってもらえない辛さ
分かり合えた喜び
両方伝わるからこそ沁みる。
なつきが喜ぶほど泣けて、
なつきが悲しむほど腹が立つ映画だった。
朝井リョウさんが書く小説をこれからも読んでみようと思った。