原作未読、どんな内容かも知らずにただただ死んだ目のガッキーに惹かれて観に行きました。
【良かった点】
・死んだ目のガッキー
....を観られただけでも十分に価値がありました。ガチで。稲垣吾郎や磯村勇斗ももちろん演技はとてもいいですが、華のある女優さんがいるだけでも作品が締まりますよね。しかもこんな生きる気力を感じられない役でも...！むしろそのギャップが良いまでもありました。冗談はさておき、出てくるメインキャラクターの皆さんの演技はとても良かったです。顔がドアップな画が多いんですが、表情の演技がとても良かったです。特にガッキー！(何度目
【気になった点】
・群像劇だがボリュームに差がある
例えば男性恐怖症の女子大生のエピソードとか、深くなりそうであっさり終了してしまった感じがしました。会話の流れでサラッとトラウマのせいでって言ってましたがそこは深くは触れられず...。ガッキー中心なのかなぁ。稲垣さん中心なのかなぁ。って思いました。まぁガッキー中心な分は全然構わないんですけどね！！！
・超尻切れトンボな終わり方
いやぁ。内容が良かっただけに残念です。個人的に最後のガッキーの意思の固い一言でまだ希望がある終わり方に感じられたので良かったんですがもうちょっとその後が見たかったですね。
【まとめ】
個人的にですが、死んだ目のガッキーを観られただけでも観て良かったなと思いました。150分と長尺でしたが、群像劇ですし、各登場人物の心理描写を最小限描き切るにはちょうど良い時間とボリュームでした。邦画って洋画にはない余韻が残るのがいいですよね。主題歌も映画ととても合っていて余韻をさらに強くしてくれます。ゴジラといい本作といい、直近は邦画っていいなって思ってます。
