存在を許すとか認めるとか理解するとかじゃなくてただいるんだよ
誰に許されなくたってそこに存在する
多様性ってそういうことなんだと思う
差別主義的な人だって小児愛者だって誰に許されなくたってそこにいる
黒人アジア人を下に見てたって、子どもに性欲を感じたって、同性愛者を嫌悪したって、その人を否定したら多様性じゃなくなる
でも他人を巻き込んだり、不快な思いをさせたり、傷つけた時点で多様性云々の話の範疇じゃなくなると思う
綺麗な言葉として多様性が使われがちだけど、本当に難しい
マイノリティと思われる人たちの中でも特にマイノリティな人たちを描いた話
原作を読みたいと思いながらタイミングがなく、映画を先に観てしまったので、この作品の本質にどこまで私が追いついているかわからないけど、考え感じさせられることが多かった
誰もが生きやすい世の中なんてあり得るのだろうか
誰かにとっての生きやすいは誰かにとっての生きにくい
私は今までどれだけの人の犠牲の上で幸せを享受してきたんだろう