このレビューはネタバレを含みます
前半に時間かけ過ぎて後半があっさりし過ぎていたのが残念。もっと一人一人掘れるはずだった。映画でやるには難しいのかな。個人的に中学時代の蛇口を壊したシーンが、とても素敵で好きだった。齋藤潤くんもセリフひとつないのに良い演技するなぁ。
新垣結衣磯村勇斗目線で観ているから稲垣吾郎に終始イライラしてしまった。けれど、世間の目というのはあれが普通なのかもしれない。私も何も知らずに聞かされたら、遠ざけるかもしれない。けれど、みんながみんな普通に楽しく暮らしてるわけじゃなくて、誰だって自分にとっての普通があるし、明日を生きたくないと思ったこともある。その普通が時に罪になるかもしれないけれど、その人にとっては当たり前だということを理解していきたい。
