『地球に留学しに来てるみたい』
いちばん刺さった
「普通」って言葉がたくさん出てきてたけど、「普通」ってなんなんだろうな〜
夏月たちの視点で描かれているから、「普通」を提唱する寺井がすごく異質に感じる。たぶんこれって日常生活だと逆なんだよね。夏月たちのほうが異常者に見えて、自分たちは普通だと思ってる。
『社会のバグ』なんて嫌な言葉だなあ、突き刺さる。でもそうやって思ってる人って多数いるんだろうなって。
LGBTQってただその括りでなくて、そのなかでどんどん派生したものがいまでも生まれているから、結局多様性なんてわたしたちでも想像できないからね。
寺井のように常識から外れたことは『ありえない』と片付けられることっておおいんだろうな。
手を取り合って生きていこうと決めた夏月と佳道、「いなくならないで」「いなくならないよ」の言葉がこれ以上重いことはない。
