原作本を読んだ時の衝撃、再び。
食欲・睡眠欲は裏切らない。
では、正しい性欲とは?
「普通」かそうでないかによって、社会に容認されるか弾かれるか、二分化されてしまう恐ろしさ。
確かに、その「普通」って何?誰が決めるの?
「普通」と「当たり前」の乱用は時に凶器になる
「多数派であり続ける事は立派な少数派」である事...
でも同時に、本当のありのままの自分を社会に受け入れられるのかって、正直とても怖いよね
映画の結末がわたしの望む形になるような、そんな社会ではないことが痛いほど分かるから、すごく苦しかった。ただただ涙が溢れてきた。
間違いなく見るべき作品だし、と同時に簡単には消化できない作品。