りぃ

正欲のりぃのネタバレレビュー・内容・結末

正欲(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

人にはそれぞれ他人に触れて欲しくない「ライン」がある。それでも人は寂しい。癒され方もまた人それぞれ。「普通」とは一体なんなのか。理論的な説明はいくらでも出来るが心も能力もついていけない。社会的な問題を踏まえ生きづらさを描く。ちなみに私も水フェチです🚿やたらと海のある場所に行きたいし、噴水も好き。海辺に住みたいし川辺でキャンプしたい。いろはす大好き。自分も変だなって思って調べたら、スピリチュアルな話になってしまうが水神様に守られている人らしいです。

稲垣吾郎が役を務めた刑事パパ、言ってること間違ってないんだよなぁ。そも学校に行くと言うのが、朝行って夕方帰るか行かないかの二択しかないのがナンセンスだと思う。グレーがない。小学生であれば義務教育中は留年がないからそこを上手く使えばいいのではないかと思う。例えば朝だけ昼だけなら行ける子もいるかもしれないし。悪魔のようなやつがいる、それは本当に間違いないこと、世間を知ると言うことは大事で未来の笑顔のために知識は必要である。でも今笑いたいお母さんと息子さんの気持ちもわかる。良い着地点は見つからないが。

水を通して誰かと知り合い支え合えるのなら素晴らしい。でもそれもまた何かの形で別れがやって来てきっとまたつらい思いをする。しかし刹那的にでも生き延びられるのなら、いいと思う。出会いと別れの繰り返しだから。それでも「いなくならないで」の台詞に涙が出た。

ひとりやべーやつがいて草
性癖の自由と犯罪は別やで
上手く練り上がってるストーリーだよね
りぃ

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