このレビューはネタバレを含みます
願いの力 というディズニーが長年
テーマにしてきたこと、
自分で叶えるのが大事なのであること
それは十分に伝わるし、
良いテーマだと思う。
ただ、マグニフィコのヴィラン的部分
(願いを叶える基準)が
・国のためになること
・反乱分子を生まないように
という点で王としてあまりに真っ当で、
やっつけた!ばんざーい!さよなら!
みたいな展開には違和感を感じた。
彼は救われてもよかったのではないか?
と思う。
願いを返したとして、テロ組織が生まれる可能性もあるから、アーシャ達の信念が予期せぬ不穏を招く可能性もあるだろう。
友人達が一致団結するシーンも
時間都合なのかとても浅く、
あまりにも共感が持てなかった。
キャラの深掘りが欲しかったのは
そういうことかもしれない。