王道のディズニー映画やから、
誰が観ても70点ぐらい。
でも
口ずさめる曲が無いわ。
グッズ買いたくなるキャラもおらんし。
ほんでね、この映画、
出てくる国民たちがあまりにも愚民過ぎるわ。
あの王様は、
よかれと思って始めたわけやんか。
ほんであの国民たちも、
「夢が叶わない苦しみを取り去ってくれる」っていうところに魅力を感じて集まって来たはずなんよ。
それをね、あんな恩知らずなことしてね、可哀想過ぎるやろ王様が。全然悪人ちゃうやん。
いや、そんなもんね、視聴者も最初は思ったよ、「夢は自分で叶えるものなのに、この国、ちょっといびつやな」って。
でもそういう宗教を良しとして、自ら望んであの国に集まって来たんやから、そこに反旗を翻すのは反則よ。散々お世話になっといてさ。
嫌なら出ていけばいいだけで、わざわざ革命起こして打ち壊すことないやろ。いびつながらも成り立ってるんやから。
面白かったんやけど、悪役を嫌いになりきれませんでした。