ケルチャン

ひとりぼっちじゃないのケルチャンのネタバレレビュー・内容・結末

ひとりぼっちじゃない(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

舞台挨拶が当たったので観てきた!
映画の前情報はほぼ無い状態だったので、
これはホラー映画なのか?というのが鑑賞中の感想。あとものすごく余白の多い作品。
人との関わりが得意じゃないのにどうして歯科医なんていうめちゃくちゃ人と接する仕事についたのか謎だし、宮子さんとどうやって出会って、コミュ症な男がどう心を開いていったのかの背景が知りたかったな。
ゆっくり進むストーリーだけど夜中の車椅子は怖すぎた。謎が多すぎる宮子さん。
最終的にススメは前に進んだっぽいラストだったけどものすごく色々ハテナが残った。

でも、上映後の監督と井口さんのお話を聞いてなるほどなーと。
はっきりわかりやすいストーリーにすることもできたが、あの時ああ言えば良かったな、とか、聞けばよかったかな、という心情を示すようなストーリーにしたかったと。(確かそのようなニュアンスだった)そういう意図ならバッチリです!
確かにもう一回観て、スッキリしないとこ探したくなる!
木彫りの宮子、すごく立体的だったのに部屋に置いてあったやつめっちゃ簡単な顔になってなかった?そこ気になったなー
あと、お母さんは女性のパートナーができた感じだよね?
原作の感想を読んだら色々補填されたから、原作読んだら理解深まるのかもしれない。

不思議な映画と素敵な舞台挨拶、素敵な一日でした!
ありがとうございました!井口さん俳優いいぞー!