まいこ

西部戦線異状なしのまいこのレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)
3.0
原作は、エリッヒ・マリア・レマルクによる小説。第一次世界大戦の西部戦線で戦う若きドイツ軍兵士パウルは、前線で命をかけて戦ううちに、参戦した当初の高揚感がいかにして絶望と恐怖へと変貌していくかを、身を持って経験する。

オリジナルとはまた違った戦争の悲惨・無常観を感じられる作品。というか、映像の情報量(グロテスク)が違う。リアリティは高いがシナリオは微妙。
本作を観たならば1930年版もあわせて観てほしい。確かに本作、映像は凄惨なんだけれども、映像だけでいえば『1917』や『ダンケルク』があるし、当時の戦争の通念を感じとりたいなら原作も。
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