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お座敷小唄のcsmのレビュー・感想・評価

お座敷小唄(1965年製作の映画)
5.0
二代目で婿のかる〜いプレイボーイ、三拍子揃った吉田輝雄が短大生の素人お嬢さん相手に寸止め浮気。キッスカクテルもするしプロとは数多あるけれど、お茶屋も嫌だという娘さんのヤングレディ特有のご機嫌とってるうちにどんどん好きになっちゃって。夏さん最初はピンと来なかったけどだんだん可愛く見えてきた、そんな感じも海千山千紳士には新鮮か。京都タワーナメで東京向かう道中の朝食はお餅、レースに疲れて温泉養生に来てた馬とぶつかって自殺かもしれませんよとか言って。浪花千栄子と沢村貞子、プロ女の元に産まれてしまった娘たちも結局は血が、窓の外には雪が。トランク型のレコードプレーヤーで思い出の曲で踊ってかっぽれ。輝雄妻は小畠絹子、妬いてるわよってオデコにみかんゴツン。プロすぎ。険悪な父と夫近付ける技もプロ。でも結局城はひとつ、こんな役吉田輝雄じゃなきゃ許されない。夏さんの強がりも泣かせる、最後はマヒナスターズのあの曲聞くだけで泣ける。柳沢真一が持ってかせようとしてたお土産、牛肉の味噌漬けかな。
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