このレビューはネタバレを含みます
スコア3.9(初鑑賞)
レビュー
家族のあり方について考えさせられつつ、スティーブン・スピルバーグがいかに形成されたかがわかった。お母さんの手を引いて映写機の前に連れてきて、列車が衝突する映像を2人で観ているシーンは微笑ましかったけど、浮気の映像を観る時に同じようにお母さんの手を引いて映写機の前に連れて行ったシーンは切なかった。感覚的な生き方はお母さんの良さだけど、子供のためにも浮気は良くないなと感じた。
フォード監督との会話は凄い印象的だった。地平線は上か下に描いたら面白いが真ん中はダメ。自分みたいな一般人だと上か下に描こうとしても世間の基準に引っ張られて結局は真ん中に描いてしまうと思う。だけど、次女が言っていたようにお母さんに1番似ていたスピルバーグだからこそ
面白い位置に地平線が描けて、世の中に沢山の面白い作品を送り出せたのだろう。
プチレビュー
・ポール・ダノは某アメコミ映画の悪役の
印象が残っていて冒頭のあたりでは、何か
よからぬ事をするんじゃないかと少し心配に
なった。