エンドロール

フェイブルマンズのエンドロールのネタバレレビュー・内容・結末

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグの自伝的作品と聞いて想像していたものとは、少し違っていた。思えば「フェイブルマンズ」とは「フェイブルマン一家」なので、その名の通りフェイブルマン家の一時代を切り取ったお話であった。
ミシェル・ウィリアムズの赤リップが印象的な蠱惑的魅力。家族のためよりも自身の愛のために生きることを選ぶのも頷ける。ハマり役だった。
冒頭でサミーが映画の魅力にハマり、自分で作るようになるあたりや、ラストでジョン・フォードに出会うエピソードが逸話っぽくて、そういうものばかりが詰まった映画を自分は期待していたのだなと思った。これはこれで、それなりに良かったです。
偉人と呼ばれる人も皆、無名の幼少期があったんだと思うと感慨深く、夢ある若者たちに頑張って欲しいと思う。