セ、センスオブワンダ〜(；ω；)
作品賞これでよかったくない！？
マイアカデミー作品賞もってけ！（いらん）
映画としても凄いんだけど、ほぼ実話だとして、初めて映画を見て、衝突を再現したいと思う感性よ。
自伝的作品は、作品としての完成度や面白さとは別に、生きている（生きていた）人を知れると言う意味で個人的にとても心に響きやすいジャンルです。
ミシェルウィリアムズの芸術に生きるちょっとメンヘラ気味だけど頑張ってママしてるかんじもリアルだし、ポールダノの才能を如何なく発揮することに何の躊躇もないサイコパスじみたかんじも良かった。そのトガりまくった2人が、食卓を囲むときちんと（いびつながらも）夫婦に、家族に見えるのもよかった。
おじさんもめちゃくちゃよかった。あのお腹の出た肌着のかんじ、最高！（そこ？）
プロムの後、高ヒエラルキーイケメン（名前忘れた）がロッカーで塞ぎ込んでるサミーに会いに来るシーンがマジで良かった。
画面に映る自分がバカみたいにピカピカしていると憤るイケメンに、映画は事実を撮ると言うサミー。
しかしサミーが撮るカメラには、持たざる者から持つ者への羨望が間違いなくあって。
強者の努力には理解が及ばずに。
映画と現実は違う、それを言うのがイケメン側っていうのもまた痺れた。
これはもう私がインキャだから響いただけなのは間違いないんですけど(；ω；)
母とベニーの関係に違和感を持った時のカメラ回しとか、大ラスにメタ視点を入れるちゃめっけとか、好きなシーンをあげ始めるとキリがないんですけど、そう言うシーンを作れるってほんと、ほんとセ、センスオブワンダァァァァ
スピルバーグと同じ時代に生きれて幸せです。
