スピルバーグの終活。
「ウエストサイドストーリー」といい、今作といい“終いにかかってる”巨匠。
年代的に「スピルバーグ🟰映画（娯楽）」みたいな世代で大体見てるが、「太陽の帝国」「カラーパープル」で離れていったって人多いと思う。
正直、念願のオスカー「シンドラー」もあんまり…
やけど、この終活2作（勝手に言ってますけど）は素晴らしい。
変にいい映画撮ろう！みたいな気負いもないし、これだけのキャリアやから、もう焦りもなく、なんかワンカットもゆっくり。（特にラストのジョンフォードがタバコつけるまで、長！）結果、2時間30分。
でもそれもいい。もうゆっくり行こうっていう、自分の年齢もあると思うけど。
あと、スピルバーグで役者がいいなーと思ったの初めてかも。
前髪ぱっつんのママをはじめ、まさかのデビットリンチまで、みな良かったー
今作、劇場行きたかったけど、二の足踏んだ。「映画愛映画」って謳われると、「ニューシネマパラダイス原理主義者」としては、「いや、あれは越えられへんやろ」って思ってしまうんですよねー
