●フェイブルマンズ(2022年アメリカ。ミシェル・ウィリアムズ)
両親に初めて映画館を訪れたサミーは,映画に魅せられる。
やがて彼は両親から与えられた8mmカメラで映像作品を造りはじめ……。
《レビュー》
スピルバーグの自伝的映画で,栴檀は双葉より芳し。
前半はミシェル・ウィリアムズ演じる母・ミッツィの印象が強くて,少年・サミーの自伝という感じがない。
ところがどっこい。
プロムでの彼の作品の上映からラストに至ってはさすがのスピルバーグ。
特にプロムのシーンは“映像”の怖さを突きつけられた感じ。
ラスト以降については,またいつか語られる日が来るんだろうか?
https://www.youtube.com/watch?v=0MgFAcCjdvo