●白鍵と黒鍵の間に(2023年日本。池松壮亮)
【レビュー】
池松壮亮ってスゴいなあ。
物語──というか,キャラ設定が結構ややこしい。
時間軸のズレなのか,二役なのか?
エンドロールでそれは判ることではあるんだが。
トレーラーを観ているだけだと,サスペンスなのかドラマなのかという感じで,私もそのつもりで臨んだんだがコメディだったw
松尾貴史さんが“会長”役という段階で,それは判ってしかるべきだったかもしれないなあ。
人によっては「え?」というように感じる内容かもしれん。
【あらすじ】
昭和末期の夜の銀座。
場末のキャバレーで演奏していたジャズピアニスト志望の博は,ふらりと現れた謎の男のリクエストに応えて『ゴッドファーザー 愛のテーマ』を披露する。
しかしその曲は銀座では“あの曲”として知られ,リクエストできるのは界隈を牛耳る熊野会長だけとされていた。
そして,演奏を許されているのも会長のお気に入りである南というピアニストだけだった。
https://www.youtube.com/watch?v=P4Mga-c6pJk