大監督の自伝と聞いて、彼の映画人生を描くものだと思い込んでたけれど、私には家族の映画にみえた。もちろんそれは彼がこんな偉大な監督になる大きな大きな要素で、自伝的作品としてこういう構成になったという事は、そういう事なんだろうな。
そりゃいろいろあるし、何もかもがハッピーではないだろうけど、それでも素敵な関係に見えた。全員とではなくてもなんだかんだと心を語れているようだから。それもまた1人ではない、家族の関係の良さな気がする。
お母さん。感情豊かで魅力的な人だ。お父さん。静かな大きな愛だ。
ミシェル・ウィリアムズがすごくキュートだ。
それにしても。ポール・ダノは、いつの間にあんなに大人になってしまったんだ…。