見放題終了間近に押されて見た。
未知との遭遇のときも思ったけど、スピルバーグって怖さを感じさせるのが上手い。
下手なホラー映画より私は恐怖を感じるシーンがある。
もしかしたら私がスピルバーグのここでビビってねを敏感に感じてるだけなのかもしれないが。
幼い時のサミーがやけに列車衝突にこだわる、目をギンギンにして衝突の瞬間を見守るの、エッこの子大丈夫？と心配になった。
サミーが病床の祖母を見舞ったときに首筋の血管をやけに見つめてるところとか、両親の離婚の話し合いをカメラで撮影する自分を見てしまうところも。
あとセリフとかモノローグで説明しないところもいい（何を今更という話か？私はそんなにスピルバーグの作品を見てきてないんで)
キャンプでお母さん（この母ちゃんかわいいよな〜と思ってたらブロークバック・マウンテンのミシェル・ウィリアムズ！）が舞うところを見つめる父と父の友達をやけに意味深に映すやんと思ってたら、なるほどねの展開。
お母さんがペニーを残してくなんて酷い！！と夫に食ってかかるところもやけに怒るじゃんと思ってたんすよね
見る人によっては夫の友達といい関係になってしまう女は酷いと思うだろうが（私も子どもの立場なら責める感情が強くなると思う）、夫に崇拝されるより対等に楽しくやり取りできる人を好きになってしまう気持ちは分かる気がする
地平線を真ん中に置くのは良くないことを学びました。あの人がデヴィッド・リンチか〜
