this work is mine!
2人のライバル殺人鬼が1人の獲物を巡ってドタバタ劇を繰り広げる『hidden in the woods』のパトリシオ・バラダレスの童貞作。
タンゴと拷問をこよなく愛するジェントルマン風の外科医暗殺者のリタリアーノ。
彼はとある倉庫で拘束された下着姿の女を殺す依頼を受けるのだが、そこにもう1人同じ依頼を受けてやって来たチェーンソー持ったレイプ殺人鬼の大男のパトリラ。
2人の殺人鬼が同じ依頼が被ったもでやんややんや揉めだしたぞ!
リタリアーノは殺人の哲学について語り出し、方やパトリラは人体をどうぐちゃころにするか芸術性について語り出し、お互いの殺人流儀が全く合わない殺人鬼2人がターゲットそっちのけで殺人講義始めるやつ。
バラダレスはちょっとタランティーノみたいな事したかったのかな?
様々な章に分かれてラストでは面白いツイストがあるものの、まあこの程度の話ならわざわざ1時間の尺使わんでも撮れたような?
っちゅう内容ではあったなぁ
そもそもゴア描写はバラダレス監督本人が風呂場で血塗れになっているくらいが精々でクライムサスペンスくらいの感覚で見た方が無難な作品やね。
とりあえず殺人の哲学とか流儀とか語り出すくせにチェーンソーのおっちゃんの携帯の着信音がオーメンで笑っちった。