銀河鉄道の父のAKIRAのレビュー・感想・評価

農民のため、妹のため、父のために物語・詩を書いた宮沢賢治。だからこそ賢治の作品には慈愛を感じるんだな。
親から受けた愛情の発露。
なんで生前に売れないのよ・・・。世間のバカ！

役所広司、菅田将暉が期待通りのうまさを体現し、自然と劇中へ引き込まれる。
ただ終盤は泣かせ度合いを色濃く出した演出が続いて醒め気味。
子どもたちに先立たれる父親の切なさが滲み出て涙を誘ったのは事実だが。。

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