AKIRA

春画先生のAKIRAのレビュー・感想・評価

春画先生(2023年製作の映画)
3.6
春画の読み解きを指南するキュレーター的な先生と、春画と先生に惹かれた女性による奇妙な関係。
ただの卑猥画ではない春画の作品性と奥深さを伝える導入に興味を惹かれたのは少しの間で、物語は変態の道へ・・・。

なまめかしく官能的でありながら、内野聖陽と北香那をいやらしさを排除して映し出しており、美しい。

「繊細にして大胆、猥褻にして風雅、これ、春画の魅力なり」のごとく春画の世界を実写化した作品。
軽妙で面白かったが、2人の性癖が突出しすぎでは。奥ゆかしく描いてほしかったような。
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