エンゲージリング

銀河鉄道の父のエンゲージリングのレビュー・感想・評価

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)
3.4
宮沢賢治らしさをよく表現しているなっと思いました。
イーハトーブの自然の美しさ、銀河鉄道の儚さ、優しい優しいオーラそんな雰囲気がよく出てたと思います。

まぁそれはそれとして、宮沢賢治がこの物語のような人ならば、かなり迷惑な人だなっと、思いました。理想はあれどそれを実現しようとする努力や現実感の無さ。本当、迷惑なダメ人間ですよねー笑笑

雨にも負けずも当然でてきました。
小学校の教科書で読んだ時は、私、全くなにも感じなかったです。
ハイハイ、立派な人になりなさいってことですね!くらいしか思わなかったです。
成人して、しかも歳を重ねた時、偶然、何かの話として読んだのですが、その時、一気に感じ方が変わりました
この映画でもありましたが、この詩は、どこかの雑誌とかに応募とか原稿とかそんな形で書いたのではなく、宮沢賢治のメモに残されていた詩と知りました。
彼の心の叫びをその時初めてかんじとりました。

教科書に載せるのであれば宮沢賢治の心の叫びをわかるようにしてもらいたいものですよね。まぁ職業教師とかには無理かな?下手したら、教科書の詩を読んで暗記させたりするだけで、そんなことも知らずにさせていただけかもしれないですよね!