映画クラスタ達の「上半期ベスト」を参考に。
母と娘、母と息子、父と息子の物語は数多くあれど
父と娘(思春期)は珍しいように思う。
(「somewhere」は特殊な父娘だし)
子供でも女性でもない、微妙な年ごろの少女。
思い出の中の父親については…
同じ歳になっても、ぼんやりと理解できない。
やっぱり女性監督か。
なかなか男性には描けない情緒。
「現実」「思い出」「記録」「空想」が混ざってて
とても分かりにくいけど、
ずっと泣いていた。(隣席の男子も嗚咽)
情緒揺さぶられるかは、育ちによると思うけど。
余白だらけなので「あれはそういう意味かな?」とか
解説を読みまくって答え合わせ。
涙が止まらない訳は「まだ理解できない」「会いたい」「寂しい」
だったのかと…。
思い出しても涙が出てくる。
パパが塗ってくれた「アフターサン」は、日焼けした肌を鎮静化するクリーム。ひりひり
***自分語り***
自分は特殊な家庭環境(欧風)で育ちまして
両親おるのに、子育てのメインは父でした。
フォロワーさんにはお馴染みの、うちのDad
このパパとペルソナが似てるんですよね…。
幼少期に闇を抱え(謎)グレてたけど
実は繊細な、サブカル&肉体派野郎。
そして、ハタチそこそこで父親になって
人生を「父親」に全振り(煙草もパチもやめた)
なんか重ねちゃって…
自分は子供を持つ事はない中年なので
姪っ子で、疑似親子体験させてもらってます。
うちの父、生きてますけどね。
今年も夏至に合わせて「銀河鉄道の夜」LINEが来ました(笑)
何歳になっても理解できないけど、感謝は伝えよう。