このレビューはネタバレを含みます
ひたすらに重苦しい
気丈に明るく振る舞う娘とどこか幼さが抜けず危うさが漂う父の恐らく最後の旅行
時系列がたまにバグってフラッシュバックしたり何度も死を連想させる父の描写に映っている休暇とは裏腹に心穏やかに見る事を許してくれない
映像と音楽は最低限でドキュメンタリーぽいけど洗練されてる
キュアロのローマやルカ・グァダニーノ君の名前で僕を呼んでなんかを思い出した。
めちゃくちゃしんどいけど素晴らしい作品だった
この監督はこれからも確実に新作を見ないといけない人になると思う。撮影監督の他の作品も見たい。