フィルマガのこがけんのコメントを見て、10分後にU-NEXTでレンタル。金晩に奥さんと鑑賞。
陽気で穏やかなシチュエーションなのに、なんかずっとそわそわして、何か起きそうな不安感がつきまとう。ネタバレは控えるけど、「うお!?え!終わり!?」って感じのラスト。
奥さんとは顔を見合わせて玄人の映画かもね、みたいなことを話した。その時はちょっと難しかったな、と言う感想だったけど、ポツリポツリと感想を話してみると、全く違う印象に。
悲しい映画だったね、の一言を皮切りにずっと感じていた不安感やモヤモヤ、焦りに似た感情を言葉にしてみる。すごい。最小限の演出だったけど、すごく細かく心情描写がされていて、話すほどにこの映画に残された解釈の余白と奥深さを感じられる。「このシーンでこうなるのってさ、お父さんこんな気持ちやったんちゃうかな。ほら、このシーンでもこんなこと言ってたやん?」
気になりすぎてそのまま、夜更かしして2回目を観た。悲しい映画だけど、美しかった。大人になったソフィが、ビデオを見て希望を見出したことを願って止まない。